株式トレード日記2009/3/21

ここでちょっと俺が考えた株式投資における格言を勝手に書きます(ぇ

1.苦労と成果は正比例しない。

つまり最初は苦労の割には成果が上がらないが、苦労の積み重ねにより、苦労なくして成果が上がるようになってくるという意味です。毎日3時間トレードの勉強をして全く成果が上がらず負けてばっかりだったのに、苦労の積み重ねによりいつの間にか1日15分くらいの時間を株式投資に使うだけで、安定して利益を得れるようになってきたりすると言う意味です。苦労を全くしない方が成果が上がるという意味ではないです。

2.株式投資において半分しか当たらない情報は100%価値の無い情報である。

普通に考えれば半分当たってるんだから、半分価値のある情報だろうって思いますよね。しかし、株式は上がるか下がるかしかないため、半分しか当たらないのであれば、全くの素人がコインを振って表が出たから上がる、裏が出たから下がると言ってるのと何の変わりもないため、株式投資において半分しか当たらない情報は100%価値の無い情報であるということです。証券アナリストのコメントがこれに当たります。

証券アナリストは上場会社に対して格付けや、テクニカル指標に基づく株価の方向性を示唆しますが、株式投資に関しては全くの素人です。株式の方向性を高確率で当てることが出来るのであれば、アナリストをする必要がなく自分で実際に株取引をすれば儲かるからです。

彼らの仕事はお客(証券会社に口座を開設してくれてる人)に取引を促して、取引手数料を稼ぐことが目的です。

現在、安定して利益を上げ続けてるトレーダーに元証券アナリストが多いのはこのためです。自分で株取引をやった方が儲かることがわかったから証券アナリストを辞めて、トレーダーになったということです。

つまり、現役の証券アナリスト株式投資の専門家ではなく、株取引においてはただの素人です(全員とは言いませんが)。これは証券アナリストは悪人だと言ってる意味ではないので履き違えないで下さいね。

しかし、逆に言えば100%当たらない情報は価値があると言えます。逆に取引すれば利益を得ることが出来るためです。

つまりこういうことです。例えば仕手筋が株価が低いところで株を買い集め、あたかも上がるような情報をネット上で広げ買いを誘い、そこが推奨した株が翌日高値始まりから仕手筋が売り逃げして下がり続けるとデーターが取れれば、空売りを仕掛ければ高確率で儲かりますよね。情報を逆に利用して利益を得る事が出来るからです。

後、株式投資における有益な情報は少数派しか握れない情報に傾きます。なぜならネット上とかで誰でも得れる情報で勝てるのであれば、日本に100万人の株式トレーダーがいて100万人全員が儲かることになります。ありえないですよね。

つまりいくら有益な情報であっても広がれば広がるほど、価値の無い情報になってくるというわけです。株式投資における利益は少数派に傾くということです。9割の人が損をして1%くらいの人が多大な利益を得る理由がここにもあります。

株式投資の利益は多数派には傾かない、むしろ多数派に傾くことがありえないのです。じゃ、バブルが弾ける前は株価は上がりっぱなしで誰が株を買っても儲かっていたじゃないかと思うかも知れません。

しかしその後バブルが弾けて儲かっていた人の9割は利益があるとこで売り切ることが出来ずに損失をかぶり、1%くらいの少数派の人間が、みんな顔を真っ赤にして株を買いあさってるとこを売り切って利益を得て逃げ切ったということです。

バブルが弾ける前に株をやってて大量に利益を得ていたにも関わらず、結局弾けてしまえば9割以上の人間が損をしていますよね。もし回りにバブル前に株をやっていて、儲かったといってる人がいるか聞いても1%くらいしかいないはずです。

3.確信の無い情報を100%信じて取引し続け、それを長期に繰り返せば100%損をする。(証券アナリストのコメント等)

理由としては、株が上がるという情報を信じて株を買い、その株が上がったら利益を得て手放しますよね。しかし、もしそれが意に反して下がった場合どうするか考えればわかりますよね。上がると信じてるわけだから下がっても手放さないはずだからです。

つまり、90%当たる情報があったとして、9回取引して1回の取引で1万円づつ儲けました。この中には1万円下がっても持ち続けてればそこから2万円上がって結局プラス1万円で取引を終えた銘柄も含まれてるとします。

しかしその中に1万円下がっても元値に戻らずに延々下がり続ける銘柄が10%の確立であったとします。100%絶対上がるんだと信じて買ってるわけだからどんなに下がっても売る理由がありません。いつかは戻ってプラスになると信じてるのですから。

つまり、それが延々下がり続ければ資金を失い、もしくは塩漬けとなりトレードは終了することになります。つまり半分しか当たらない情報であっても、トレードルールをしっかり使った取引をすれば利益を得ることは可能です。つまり銘柄選択よりもトレードルールを守った取引をすることが何よりも大切になってくるということですね。