株式トレード日記2009/4/11

何かゲームに関係なく、変な株親父(株王子でも株姫でも構いません)の独り言みたいになってきましたが(

少し難しい話になってしまうかもですが、俺の株式投資における理論を書いておこうかと思います。

まず企業の株価なのですが、実際にPBRやPERなどいろいろな指標によって企業価値を表したりされてますが、このようなデジタルの数字で表された上下変化動に企業価値なんてありません。

あるのはそこに入って取引してるトレーダーの心理をデジタルの数字で表したものに過ぎません。つまり株の取引をしてる個人投資家であったり、仕手筋やファンド筋であったり、外国人投資家です。

どんなに株価が下がろうと売らない人は売りません。それは大企業の大株主であったり、大地主の企業家であったりするわけですが、こんな人はお金が余って仕方ないから株でも持っておくか・・・こんな感じの人たちです。

元々お金が余って仕方ないから株を買ってるのに、株が下がって売る理由なんてあるわけないですよね。逆に下がってラッキーと思い買い増ししようと思う人もいるかもしれません。

つまり株価を動かしてるのは、流動派の心理に他ならないのです。企業の業績や景気動向はおまけに過ぎません。つまりどんなに景気がよい会社であろうと、この流動派の心理が上がらないと株価なんて上がりません。

そしてこの流動派の心理を読むために、25日乖離率の変動の出現数を見てるわけです。多くの投資家と言いますか、殆どの投資家は25日平均乖離率のチェックをしてるわけです。

つまり25日乖離率の15%以上、あるいは-15%以下の乖離率の増減で、実際に株価を動かしてる流動派数の心理が見えてくるわけです。

詳しく説明しますと、25日平均乖離率が-15%を割った株の出現が増えてきたと言うことは-15%を割ってるのに、株を買いに来ない。つまりこれは株を動かしてる流動派数の心理が低い事を表します。

現在は逆ですよね、25日平均乖離率が15%超えてるのに更に株を買いに来てるということは流動派数の心理が高いということです。

なのでこの増減の入れ替わりによって、高い確率で日経平均の動きのトレンドが分かるというわけです。100%ってわけではないですけどね。しかし統計を取ってるとかなりの高確率でトレンドが変わります。

そして実際に株価を動かしてる流動派というのは・・・小額資金による投資を行ってる多数派の個人投資家ではなく、少数の仕手筋であったりファンド筋、大量の利益を得てる個人投資家など少数派であるわけです。

つまり実際に株価を動かしてる少数派の心理状況を読んでるわけです。

例えば日経平均が300円上がっても、俺の取ってる統計でのデーターの数字は全く違うものになってます。

下がりすぎてる株を買ってるのか、上がり過ぎてる株を更に買ってるのかで中で取引してる心理状況は全く違うということです。

日経平均が300円下げても一緒です。マイナス検出率が全く上がって来ませんよね。

前日のNYが下がり為替が円高に振れれば、その間に特に材料が無い限り高い確率で翌日の日経も売られるのは、誰でもNYの市場と為替をチェックしてれば分かります。

しかし同じ日経が下げてもただ買われ過ぎてるのが売られてるのか、売られすぎてるのが更に売られてるのかで、中で取引してる心理状況は全く違うと言うことです。

実際に日経の増減はデジタルの数字でしか表されないので、気付かないですが、実はここに流動派の心理状況を読むポイントがあることを見つけたわけです。

難かし過ぎますかね・・・