株式トレード日記2009/4/11 part2

少し前にものすごい暴落相場がありましたよね。あの時の下がり始めの検出率はもう-15以上の検出率が100社超えてるのは当たり前でしたが-25を超える検出率まで100社近かったです。

誰がこんな流動派心理が冷め切ってる所で株を買ってるのか不思議で仕方がありませんでした。もちろん買うはずも無く俺は空売りしかしてなかったわけですが(

こうなると現在の相場と逆ですが、買い相場と少しだけ様相が違います。暴落しすぎてるとこが更に暴落するというのは一緒なのですが、上がり過ぎてる株は若干下げにくいだけで、後はほぼ均一に幅広く下落します。

簡単に言うと、上げ相場で買い株を見つけるのより、下げ相場で空売りするほうが簡単ということですね。つまり空売りのが利益は取りやすいのです。しかし空売りにはすごい罠が待ってますよね。利益は限定されてるのに損失は無限大です。

100万の株を空売りしてもどんなにがんばって下落して1円になっても99万9千9百99円の利益にしかなりません。それに反して損失は無限大で投資資産全てです。投資資産が1億であろうと100万で空売りした株が1億100万超えれば、資産1億であろうと破滅することが出来ます。こんなことは実際にありえませんが(

しかしトレードルールさえもってしっかりロスカットさえ出来れば、ものすごく簡単に利益を生むトレード手法です。

それなのに空売りする人が増えないのは、ロスカットが出来ないから上げ相場で破滅していくからなんですね。空売りには待っていれば、今上がって損失が出ているけど、そのうち下がるという理屈は通用しません。

そこをファンド筋はよく知ってるんです。赤字決算続きで下がり続け、個人が空売りに来て貸借倍率(信用買いと空売りの倍率でこれが低いと空売りしてるひとが多いということです。1倍を割れば空売りのが多く1倍以上なら信用買いのが多いという指標です)が低い(つまり空売りのが多い)とこを買いで踏み上げ、ロスカット出来ない少数資金の個人は買い戻し以外の選択がないことをわかってやってきます。

そこを個人が利益を取ろうと空売りに来たらさらに踏み上げてきます。こんな赤字決算続きの企業の株価が暴騰することなんてありえないですものね。そこには人の欲望を利用した破滅が待ってるわけです。

そうやって空売りの踏み上げをやってきて、空売りする人が破滅により強制退場させられるから空売りは増えないんですね。

しかしそうやって空売りの強制買戻しの破滅によって暴騰し、それが終われば下がることは誰でも予想出来ますよね。

でもここに裏事情があるんですね、ファンド筋と証券筋は裏で繋がっていて、そうやって暴騰した銘柄は危険銘柄として、空売り規制をかけて空売り出来なくします。そうやって証券筋は個人のロスカット出来ない空売りしてる人の利益を吸い上げていきます(

それで元値に戻れば空売り規制銘柄解除という名目で、空売り規制を外すというわけです。

まぁ俺も、こんな空売りを踏み上げて下がるの分かってるのに空売り規制かけやがって・・・きたねぇ野郎たちだぜ・・・俺はそんな踏み上げの手には乗らないがな・・・そうやって強がりを言っては涙目で下がり続ける株をよく眺めていました(ぇ