株式トレード日記2009/9/26

週末(9月25日金曜日)に前日の買いルール(+検出7社、−検出7社)から空売りルール(+検出5社、−検出13社)に切り替わったので書いておきます。

*あくまで俺の取ってるデーターでのトレンド確認ルールであるため、週明けから日本株式が下がることを保障するものではありません。

日本株式トレードもしくはそれに従ずる金融派生商品日経225先物取引等)に興味ある人はトレードの役に立つかもわかりませんので、日経平均と俺のトレードルール(買いもしくは空売り)とあわせて見といてください。

後、株式トレードをファンダメンタル(個別企業の業績やら景気動向)を調べて取引する方法もあれば、俺のようにファンダメンタルを全く無視して、市場心理に沿って取引する方法もあるわけですが、どちらが正しいというのはもちろんありません。

株式投資で利益を得る方法は無限にあるからです。安定して利益を得続ける事が出来るのであれば、どのような方法であれ正解というわけです。

しかし個人投資家がファンダメンタルを指標として取引して利益を得続けるのは、ほぼ不可能だと言うのが俺の考え方です。

何故なら企業業績の情報をその企業の経営者以上に握るのはほぼ不可能であり、インサイダー情報の流出を完全に防ぐのも不可能だと考えるからです。それに日中PCに張り付いて情報を集め続けてる証券会社のディーラー以上の情報を握るのも難しいですよね。

それに企業のファンダメンタル分析の神様と言われ、「好きな株式保有期間は永遠である。」という言葉でも有名な、世界第2位の資産家であるウォーレン・バフェットですら今回の金融危機で2兆5000億円相当の損失を出してるのですから。

そこで俺が考えたのは、証券会社のディーラーも含め少数意思の大多数の株式を動かしてる人たちの心理を統計で割り出して、半歩遅れてずっとついていくというトレード手法によるルールです。

今回のアメリカ発の金融危機ですが、立ち直りが一番早かったのはアメリカのウォール街を代表する金融機関ですよね。立ち直りが早いと言うよりもこの世界同時株安の中、過去最高益を上げてる金融機関もいくつかあります。

何故でしょう?

考えてみれば当然です。リーマンブラザーズの破綻→金融危機→それに関連する企業の収支圧迫による世界同時株安。

これを一番早く情報を得ていたのはアメリカの金融機関だからです。どう考えてもアメリカ以上に早く情報を得れる国や金融機関は無いですよね。そこで出来るだけ早く株式を処理して、空売りに働いたウォール街を代表する金融機関に利益が集中するのは当たり前ですよね。