株式トレード日記2009/12/27

現在、マイナス検出0社、プラス検出22社、買い継続中です。

意味不明に日経平均株価は上昇してますが、摩訶不思議です。誰が買ってるの・・・こんな政治もボロボロで買い材料が見当たらない日本の株を・・・

現在、株式トレードは継続してるのですが、上がりたければ上がればいいし、下がりたければ下がればいい、みたいな感じで自分のトレードなのに人事のように見てるわけですが。最近何故株式トレードを始めた人の9割以上が半年から長くても1年半ほどで株式トレードから撤退してしまうのか、俺なりに謎が解けたので書こうと思います。

その答えは俺のトレードルールと利益率のサイクルの推移から感じました。この発見は俺の中ではかなりおもしろい発見だと思ってます。

それでは詳しく説明します。

まず 生涯、株式トレードの世界に生き残れる人は1割以下なわけですが、9割以上の人は撤退して入れ替わっていくことにより、ある一定の心理的なサイクルが生まれます。それを俺のトレードルールと合わせると。

大きく利益が取れる相場(100%)→利益を失う相場(-60%)→利益が取れない相場(0%)→又大きく利益が取れる相場が来る(80%)

ある一定の期間一つの有効なトレードルールを実行すると、大体このようなサイクルになるわけですが(実際の統計から利益率の高いルールを組めばもっと良くなりますし、そうでなければもっと悪くなると思います)、期待値をプラスにするためには、いかに利益が取れる相場の利益率を上げて、利益の取れない相場のロスを少なくするか、当然こうなるわけです。逆にすれば期待値はマイナスとなりますからね。

これをトレードしてる普通の心理に置き換えて見てみますと、非常に利益が取れた→資金を上げてもっと利益を取ろうとしたら全部失った→そのままルールを続けてみても儲からない。もう止めよう・・・となるのが普通の心理だと思います。

ではこれを逆にして、非常に利益が取れた→儲かりすぎると困るから資金を減らしたら大して減らない→チクショーお金減らしたいから資金を元に戻せばもっと損できるかもしれないと思ったら全然減りもしねぇ・・・→しかしこれだけの期間トレードルールからずれて儲からなかったし、資金を2倍にしたら一気に損出来るかもしれないと思ったら又儲かりやがった・・・こんな人はまずいるわけないです。損をしようと思って株式トレードを始める人なんているわけないのですから。

普通に儲けたい心理で動いた人、もう儲けたくない心理で動いた人、何も考えずにただルール通りにしていただけの人、この3つの利益率の推移を実際に現しますと。

〜〜〜〜〜普通に儲けたい心理で動いた人〜〜〜〜〜

大きく利益が取れる相場(100%)→利益を失う相場(-120%)→利益が取れない相場(0%)→又大きく利益が取れる相場が来る(不確定)

利益が取れない相場で止めてしまったので-20%で損失を出して株式市場から撤退してしまう。

〜〜〜〜〜もう儲けたくない心理で動いた人〜〜〜〜〜

大きく利益が取れる相場(100%)→利益を失う相場(-30%)→利益が取れない相場(0%)→又大きく利益が取れる相場が来る(不確定160%)

まずこんな心理で動ける人はいないと思いますが、利益率は230%と仮にしときます。

〜〜〜〜〜何も考えずにただルール通りにしていただけの人〜〜〜〜〜

大きく利益が取れる相場(100%)→利益を失う相場(-60%)→利益が取れない相場(0%)→又大きく利益が取れる相場が来る(不確定80%)

****注意:これは俺のトレードルールを続けていれば100%儲かると言う意味ではありません。****

儲かればやっぱり資金を増やしてもっと儲けたいと思うのが普通の心理であり、儲からない相場が続いたらそのままルールを維持するのも難しいと考えるため、これでも普通に考えると難しいと思ってます。利益率は120%と仮にしときます。

つまり、普通に儲けたいと思う心理でトレードを続けていけば9割の人は損をして撤退してしまう。1割以下の人は株式市場に残り続けることにより、体感的にこの市場心理のサイクルを得た人だと思います。もちろん情報によって安定した利益を得続けてる人もいるとは思います。やはりこういった人でもある程度の決まったトレードルールはあると思いますけどね。

後もう一つ追加で書きますと、例えば一つの有効と思われていたトレードルールを一年やってみたけれど、儲からなかったとします。ここで一つ気付いて欲しいのは一年続けて儲からないトレードルールを発見出来たと言うことです。

つまりこれを全く逆にすれば期待値はプラスになりますよね。

仮に、一年続けて利益も損失も無かったとします。これはこれですごい発見です。このトレードルールを続けている限り、普通は半年以内に損失を出して株式トレードの世界から去って行ってしまうのに、損失を出さずに相場観を養えるのですから。

そしてそのルールの良いところを伸ばして、ロスを抑えるルールを検証から組みなおせば期待値はプラスになりますよね。